2012年6月17日日曜日

マブラヴっておもしろいですか?? 魅力を教えて下さい。

マブラヴっておもしろいですか??







魅力を教えて下さい。







アダルトPCゲームの利点をフル活用して出来た秀作。(個人的には神作





まず、PCゲームの利点。

マブラヴ無印→マブラヴオルタネイティヴまでやると60時間以上かかる。

これは、アニメでやろうとすると膨大な費用がかかる(アニメでいえば銀河英雄伝説レベル)

売れるか分からないものにそんなに費用は出せない。

特に、最初に作るであろうエクストラ編は、そこまでおもしろい部分ではないので、最初でコケそう。

小説だと、映像作品ではないので、クオリティ的にきびしい。

まぁ、マンガならあるいは・・・でも演出では絶対に勝てないだろう。

PCゲームだと、アニメより低予算で作れる。小説よりも演出が強化できてクオリティが上げられる。

ってことで、現状を鑑みた場合PCゲームで作ったのが最適であった物語。

前記に長時間ということを述べた。これは長時間かけて伏線を提示して、それを回収することにより物語をおもしろくしている。

最初にやるであろうエクストラ編は、どこにでもありそうな日常?を描いたもので、その性質ゆえどこにでも転がってそうな話である。

しかし、このエクストラ編から後が、マブラヴの真骨頂である。

アンリミテッド編では主人公が、楽しかったエクストラ編の世界と似ているが、人類が絶滅しかかっている並行世界で目覚める。

この対比が、とてもおもしろい。

主人公は、自分にできることをがんばるのだが、結局人類は地球を捨ててしまう。

ここまでにいろんな伏線がばらまかれている。

そしてオルタネイティヴ編。主人公は、アンリミテッド編で得た知識と体力を持ったまま最初に平行世界で目覚めた日時にタイムリープしていた。

ここから伏線の回収がはじまるので、あぁなるほど!!ってことが多くおもしろくなる。

さて、主人公は人類を救うことができるのか!!

ここでも、アニメでは表現できない(タブーな表現)手法が使われている。

アンリミテッド編とオルタネイティヴ編では最初の進行状況がほとんどいっしょ。(少しづつ違ってくる。)

説明がやたらと長い。(長いがゆえに良く分かって内容把握に便利だが・・・)

同じようなシーンを長々とやるのはアニメ的に無理だろうし、30分以上解説とかも無理だろう。

だが、こういう手法がおもしろさを増すのに役立っている。(人によっては苦痛になる可能性もあるが・・・)





次にアダルトゲームの利点。

アニメでは、濡れ場や残酷描写、政治的背景等には制限があるため、そういう演出は無理。(アダルトアニメは抜き用だしね。)

小説では、書いても想像するのは個人の経験値なので限界がある。

濡れ場や残酷描写、政治的背景等は、どういう効果をもたらすのか。

それは、まず主人公との感情の一致感、それに物語の奥行きだろう。

人によってはトラウマものだが、主人公がとった行動に納得がいくことになるだろう。(中二病や温室栽培の方はその限りではありません。)

そこから、立ち上がって成長していくのが、またおもしろい。

政治的背景は、現状とはちがう歴史としても対比して考えてしまうので、そこのところがおもしろいのではあるが、私の浅はかな頭ではうまく説明できないなぁ。





後は、おもしろい要素としては、

戦術機(メカ)が動きまくる演出

人類を勝たせる為に散ってゆく人々

練りまくられた設定

君がいた季節や君が望む永遠からのキャラの参加、スターシステム

熱い展開や泣ける展開(個人的は、今までで一番泣けた)

横浜基地司令のの演説

武ちゃん

OP曲、ED曲、挿入歌、BGMがいい

等々・・・





まぁ、個人的には売れる無難な物語を作るんではなく、敬遠されがちな内容を詰め込んで、よくぞこのような作品を作れたものだと敬服しますね。








それは勿論、あの過酷な世界に不釣り合いな女性衛士の華やかさと、衛士強化装備に映える力強く肉感的な身体のラインです(爆)



そんなぴっちぴっちな服を着ながらも世界を救うために頑張る武ちゃんの努力と葛藤ですかね。







等身大の男の子が仲間の数多くの死を乗り越えたり、挫折しながらも世界を救おうとするところだと僕は思います。

つまり主人公の成長です。主人公のトラウマはプレイヤーのトラウマにもなるけど・・・

そして、戦術機かっこいい。設定も細かいです。

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